「全部大泉のせい」がトレンド入りしたと話題になっています。『鎌倉殿の13人』を見ていくと、「全部大泉のせい」と言いたくなる頼朝の非情さを感じます。
「全部大泉のせい」のキーワードを出した元ネタは小栗旬さんですがなぜ「全部大泉のせい」なのかこの記事の中でご紹介していきます。
▼そんな非情さでトレンド入りする源頼朝の最後は…?

そして、当事者の大泉洋さんが気にしているのは….好感度?
Contents(目次)
「全部大泉のせい」の元ネタとは?
「鎌倉殿の13人」第15話放送後にトレンド入りした『全部大泉のせい』の元ネタとは『鎌倉殿の13人』撮影現場で小栗旬さんが撮影中にしていたマスクの事です。
ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年1月9日放送開始)が放送になる前の2022年1月3日にNHKのSP番組ではすでにドラマの収録を終えた時点でのエピソードが語られていました。
主人公・北条義時を演じる小栗旬さんが大泉洋さんが演じる源頼朝のあまりの非情さに相当な怒りを持ち、撮影現場でしていたマスクにある文字を書いてつけていました。
その文字とは…『全部大泉のせい』!!

大泉洋さんからするとなんとも理不尽な…といったところでしょうか。
1月3日に放送された際には「鎌倉殿の13人」の中のどの回か、またはどのシーンなのかは明かされませんでした。
ただ小栗旬さんからはこんな風に言われたそうです。
「洋ちゃんがさ、あんなことしなかったら、あの人死んでないから」
「鎌倉殿の13人」の第15話までの間で源頼朝の非情さを見せつけられた回と言えば、まずは第11話は「許されざる嘘」です。

北条義時の祖父で元源頼朝の妻・八重の父で平家側についていた伊東祐親が捉えられ、頼朝は義時や頼朝の妻・政子などの嘆願により一度は命だけは助けると恩赦が決まったが、果たされず、伊東家に仕えていた善児により次男・祐清とともに命を奪われてしまいます。
対外的には祐清とともに自害したと伝えられるが義時は納得しておらず、頼朝が命じたのではと直接、抗議します。
ただこの時の放送後、「全部大泉が悪い」とまで源頼朝の非情さが話題になっていません。
であれば、源頼朝の非情さがまざまざとでた回というのはやはり、2022年4月17日放送の15話『足固めの儀式』ではないでしょうか。

源頼朝にとって”一番頼りになる男はそばにいれば心強い。しかし、敵になれば…..”。
そんな思いから御家人たちの反乱の責任を取らせる名目で上総介広常(演:佐藤浩市)が粛清されてしまう回です。
なので1月に出ていた「全部大泉のせい」というワードが4月の15話放送後にトレンド入りし、話題になっていると思われます。
ほんとマジで全部大泉のせいだ。大嫌いだ。#鎌倉殿の13人#大泉洋 pic.twitter.com/bqMLWU9k2Q
— Mia (@aaa88421046) April 17, 2022
https://twitter.com/kuro_koi_kazu/status/1515665958740062214
小栗旬がマスクに「全部大泉のせい」と書いていたのをいろんな番宣で聞いてきて「いやいや流石に盛りすぎ~!」と思ってたけどマジで全部大泉のせい #鎌倉殿の13人
— えすこ (@nemuii_darui) April 17, 2022
もう本当に頼朝が嫌で全部大泉のせいだと叫びたいけどこれほどまでに恐ろしい大泉洋を大河ドラマで観られる喜びと興奮もめちゃくちゃあるんだよ 心が捻じ切れそう
— 笹倉 (@sasakura34) April 17, 2022
こうしてトレンド入りした「全部大泉のせい」について、大泉洋さんは小栗旬さんについて「感情移入しすぎ」とコメントしています。
「全部大泉のせい」の大泉洋さんのコメント
撮影現場であまりの頼朝の非情さに怒り、憤った小栗旬さんは役を忘れて「全部大泉のせい」とマスクに書いて現場にいたそうです。
大泉洋さん本人は小栗旬さんに「頼朝のせいを大泉のせいにしている」「感情移入し過ぎて、役の中の役者まで嫌いになっていく人」と話しています…笑
出典:NHK
小栗旬さん曰く…
「めちゃくちゃ勝手だしね!めちゃくちゃ勝手!本当に勝手。やっぱり偉い人ってそういう人を慮るという意識がないんだろうな」
やはり、感情移入している様ですね。
以前のインタビューで、大泉洋さんは源頼朝の役作りについて『つらい』と答えています。
引き受けた時にはふたつ返事でOKした役でしたがいざ、台本を読み進めていき、撮影に入ると、
『やってみてこんなつらい人かと思って。』
と話しています。
出典:NHK
頼朝のとてもシビアな決断が武士の頂点にのぼりつめていく上にあるということを実感してきたということです。
そのシビアな決断の結果を義時演じる小栗旬さんは目の当たりにして『すごく勝手!』と感情移入し、『全部大泉のせい』という怒りにいったのでしょう。
大泉洋さんが小栗旬さんについて次のように話しています。
「…(小栗は)どっちかというと頼朝さんでなくて、その中の役者を恨んでくるから。(略)それは頼朝さんのせいで様々な災難が降りかかって北条家が大変になるという日があったんだけど、『全部頼朝のせい』であれば100歩譲っていいんだけど、『大泉のせい』て書いてあるから。中の人を嫌いになっちゃダメなのよ」と語った。
引用:大河ドラマ宣伝番組「北条ファミリーが語る!『鎌倉殿の13人』放送直前SP」(2022年1月3日)
そして、頼朝を演じる自分自身について大泉洋さんが気にしていたのは..
『ちょっと私、人気なくなると思います。』と好感度を気にするコメントも2021年12月のNHKのインタビューで話していた大泉洋さんです。
「全部大泉のせい」マスクの小栗旬の苦悩
「全部大泉のせい」マスクの張本人小栗旬さんですが、撮影現場では毎日マスクをしていますが、白いマスクに毎日メッセージを書くようになったと大泉洋さんが証言しています。
毎日です!これが小栗旬さんの苦悩の始まりです。

「最初のころは楽しくやってたんですけど、最近は本当に義務化してきて」
この様に話しています。そして…
字を書き込むのをやめるタイミングを失っており「一度、何も書かずに(現場に)行ったら、みなさんに『何かあったんですか、大丈夫ですか』って」と心配された。「これは、やらないといけないんだな」と覚悟を決めた
引用:デイリー
こうなると、毎日マスクになんて書いていたのか気になります。
「全部大泉のせい」以外のバージョンは?
毎日マスクにメッセージを書いていたという小栗旬さんですが自身のマスクにも「義時」と名前入り(?)の写真も発見しました!

小栗旬さんが「全部大泉のせい」の他にこの様なマスクもあったと2022年1月15日に生出演したNHK「土曜スタジオパーク」でエピソードを話しています。
- 「ついに晴れました大泉さん」
- 「大泉 パンありがとう」
- 「爺様あー!!」

「『ついに晴れましたね』というのは大泉さんはどうやら雨男だと。あるロケに行ってる時に何度も何度も雨が降ったんですけど、とうとう大泉さん来たときに晴れたので、とうとう晴れましたね大泉さんと。あと大泉さんがパンを下さったときがあったので、『大泉パンありがとう』と。『爺様あー』というのは浅野和之さんが初めて撮影に参加されるときに書いて」と説明した。引用:スポニチ
毎日、収録現場でメーク最中、マスクに「きょうは何にしようか」と言葉を書いているということで、しかも「必ず大泉さんに見えるように」と言うところもミソですね。
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これからも展開が楽しみですね!
まとめ
2022年4月17日放送の「鎌倉殿の13人」15話『足固めの儀式』は本当に”全部大泉のせい”だと思った方も少なくないという事実、そしてそれが「全部大泉のせい」がトレンド入りした理由であったことは明らかでした。
ますます目が離せなくなった「鎌倉殿の13人」ですが、その陰で舞台裏でのマスクの文字はどんなだろう?と想像もしてしまいそうです。