小栗旬さんが大河ドラマの主役を務めていて過去大河ドラマ出演は8作品に出演している小栗旬さん。
ここでは小栗旬さんが過去に出演した大河作品の紹介をし、中でも小栗旬さんが14歳と26歳の時に「同じ役」を演じていますがさて、その大河作品とは?乞うご期待!
Contents(目次)
小栗旬の大河ドラマ過去出演作品は8作!
小栗旬さんが大河ドラマ初出演したのは1995年12歳の時です。過去出演した大河ドラマ8作品(2022年「鎌倉殿の13人」含)になります。

作品名 (脚本家) |
放送年 | 役どころ | 小栗旬 当時の年齢 |
1.八代将軍吉宗 (ジェームス三木 |
1995年 | 徳川宗翰 | 12歳 |
2.秀吉 (竹山洋) |
1996年 | 石田三成の幼少時代 ・佐吉 | 14歳 |
3.葵 徳川三代 (ジェームス三木) |
2000年 | 細川忠利 役 | 17歳 |
4.義経 (金子成人) |
2005年 | 梶原景季 | 22歳 |
5.天地人 (小松江里子) |
2009年 | 石田三成 | 26歳 |
6.八重の桜 (山本むつみ他) |
2013年 | 吉田松陰 | 30歳 |
7.西郷どん (中園ミホ) |
2018年 | 坂本龍馬 | 35歳 |
8.鎌倉殿の13人 (三谷幸喜) |
2022年1月9日 -〈予定〉 | 主演・北条義時 | 39歳 |
小栗旬さんは14歳の時、1996年放送「秀吉」に石田三成の幼少時代 の佐吉役で出演しています。
そしてその後、2009年放送「天地人」では再び石田三成を演じます。
これも”縁”なのでしょうか。
2009年というと、すでに小栗旬さんの代表作でもある大人気ドラマ『花より男子(2006、2007年)』のあとの大河ドラマ出演となっています。

これらの活躍があって2022年大河出演8作目となる『鎌倉殿の13人』で主役である北条義時を演じることになるんですね。
1.【大河ドラマ画像】八代将軍吉宗(1995年)
小栗旬さんは12歳の時に「八代将軍吉宗(1995)」で徳川宗翰(とくがわ むねもと)役で出演しています。

徳川宗堯の次男として生まれ常陸国 水戸藩 の第5代藩主。
11歳で芸能界に入り、エキストラなどを経験しで初出演したのがこの大河ドラマ『八代将軍吉宗』の徳川宗翰役になります。この時は第44話の1話だけ登場しています。
この時の主役は徳川吉宗を演じた西田敏行さんです。
2.【大河ドラマ画像】秀吉(1996年)
小栗旬さんは14歳の時に「秀吉(1996)」で石田三成の幼少時代 ・佐吉役で出演しています。
父、兄と共に羽柴秀吉に仕官し、佐吉は秀吉に小姓として仕える
この時、石田三成の幼少時代 ・佐吉を演じたことがのちの大河ドラマとの”縁”を感じさせることになります。
そして大河ドラマ「秀吉」は大河の中でも高視聴率:最高視聴率37.4%をたたき出した人気の作品です。
3.【大河ドラマ画像】葵 徳川三代(2000年)
小栗旬さんは17歳の時に「葵 徳川三代(2000)」で細川忠利役で出演しています。
細川忠利は父:細川忠興、母:細川ガラシャの三男。
明智光秀は母方の祖父。
主演はこちら
- 津川雅彦(徳川家康)
- 徳川秀忠(西田敏行)
- 尾上辰之助(徳川家光)
ちなみにこの時の石田三成は江守徹さんが演じ、竹千代(少年時の徳川家光)をその後、小栗旬さんと深い親交を持つ山田孝之が演じています、
4.【大河ドラマ画像】義経(2005年)
小栗旬さんは22歳の時に「義経(2005)」で梶原景季役で出演しています。

父と共に源平合戦に従軍する。義経(滝沢秀明)とは歳が近いこともあり信頼される間柄になるが、義経の異母兄・源頼朝と義経の間の確執によりその関係も複雑に..。
小栗旬さん演じる梶原景季の父親・梶原景時を中尾彬さんが演じていました。
「義経(2005)」の主役は源義経を滝沢秀明さんが演じ、その他のキャストも松平健、南原清隆、上戸彩、石原さとみ、中井貴一、美輪明宏など豪華な顔ぶれだったことでも話題でした。
5.【大河ドラマ画像】天地人(2009年)
小栗旬さんは26歳の時に「天地人(2009)」で石田三成役で出演しています。石田三成:小栗旬(25歳) 直江兼続:妻夫木聡(27歳)
主演は直江兼続役の妻夫木聡で、上杉家に仕えた家老・直江兼続の生涯を描いています。小栗旬さんは直江兼続の親友の石田三成(秀吉の家臣)を演じました。2人の関係を中心としてこの時代に生きた人々を描いていく。
1996年「秀吉」で石田三成の幼少期の佐吉からこんな
に美しい(?)石田三成に成長しました。見比べられるのは同じ役をやったという小栗旬さんの大河ドラマの醍醐味ですね。
6.【大河ドラマ画像】八重の桜(2013年)
小栗旬さんは30歳の時に「八重の桜(2013)」で吉田松陰役で出演しています。
安政の大獄により牢屋敷に投獄された際に自ら老中暗殺計画をばらし、死罪となった人生享年30歳。主演:綾瀬はるか(新島八重)
処刑の前に吉田松陰が最後の魂を込め声を振り絞って口にした言葉があります。
至誠にして動かざるものは、未だこれあらざるなり
小栗旬さんの迫真の演技に引き込まれた瞬間ですね。くしくも吉田小甚が死刑になった年齢と小栗旬さんのこの時の年齢が同じと言う感慨深いものがあった出演です。
7.【大河ドラマ画像】西郷どん(2018年)
小栗旬さんは35歳の時に「西郷どん」で役で坂本龍馬役で出演しています。

主人公は鈴木亮平さん演じる西郷隆盛。薩摩の貧しい家に生まれ、明るく愚直な西郷隆盛に目を止めたのは藩主・島津斉彬。その後、勝 海舟、坂本龍馬らと出会い革命家として明治維新へと進んでいく。
小栗旬さんの坂本龍馬が最高にかっこいい!と評判になった「西郷どん」です。
坂本龍馬暗殺となる歴史上の出来事ですが、「西郷どん」の中でその最期のせりふは小栗旬さん考案だというエピソードがあります。(記事内:「小栗旬・大河ドラマ出演エピソード」の項に続く)
8.小栗旬の大河8作目は「鎌倉殿の13人」(2022年)
小栗旬さんが40歳を目の前にして「鎌倉殿の13人」で主役・北条義時を演じています。

大河出演初の主役と言うことで2021年1月9日からの放送も大反響で今後、大いに期待されてています。

小栗旬・大河ドラマ出演エピソード
小栗旬さんが過去に出演した大河ドラマ出演の際の

大河エピソード①「天地人」運命の三成
小栗旬さんは大河ドラマで2度の石田三成を演じています。
- 1996年「秀吉」
- 2009年「天地人」
秀吉役に竹中直人さん(画像:向かって左)
秀吉の正室:おね役に沢口靖子さん(画像:奧)
小栗旬さんもこの様に話しています。
「自分で勝手に運命とか因縁のようなものを感じてしまいました」
そして1996年「秀吉」の時の三成(幼少名:佐吉)の時の映像が2009年『天地人』のドラマのプロローグ・石田三成の紹介の際、秀吉(竹中直人)に丁寧にお茶を入れる場面が流されました。
「あのころは、役づくりをしたわけでもなかったけれど、こうして三成を演じるための佐吉だったのかなというふうにも思ってしまいました」と、小栗さんも感慨深げだった。
引用元:NHK
大河ドラマファンも、小栗旬さんのファンも同じく感慨深いものがありますね。
大河エピソード②「葵 徳川三代」で共演の山田孝之との初対面
小栗旬さんと山田孝之さんの初対面は2000年の大河ドラマ『葵 徳川三代』でした。
細川忠利役の小栗旬さんと徳川家光の少年期:竹千代を演じたのが山田孝之さんでした。
当時のお互いの印象をこの様に話しています。
山田孝之「僕が16歳くらい? 旬くんはいまも昔も変わらず、ずっとふてぶてしいですけど(笑)」。
小栗旬「昔はこの人、現場で誰とも話さない雰囲気を出していたから(笑)。いい意味で、役に入り込んでいたと思うけど、いまはもっとフラット。初対面の印象に比べると、『人に歴史あり』だなって」
引用元:シネマカフェ
今でも親交があるということも素敵ですね。
大河エピソード③「西郷どん」坂本の最期の言葉
西郷どんで坂本龍馬を演じた際、暗殺シーンで坂本龍馬の最期のセリフは小栗旬さん本人が発案したものと言うことです。
「こりゃいかん。まだ死ねん。今じゃないぜよ」
この言葉を考えた真意は?
「坂本龍馬はあの時点でまだ殺しちゃいけない人だったと思えてならない」と言い、坂本自身も今じゃないんだよと思ったんじゃないかと話しています。
まさに小栗旬さん自身が近江屋のあの場にいて切られた坂本龍馬だったと思える言葉です。
坂本龍馬のイメージそのものの言葉と言う感じがします。
大河エピソード④共演者からの信頼
NHK統括チーフ・プロデューサーの清水拓哉氏によると「小栗さんのために頑張るよ」という話が鎌倉殿の13人の共演者たちのエピソードを明かしています、

そんなエピソードが出るのも12歳で大河ドラマ初出演をしてから役者としても信頼され実力のある役者さんに成長した証ですね。
まとめ
役者・小栗旬さんの過去の大河ドラマ出演作品がこんなにあったなんて!と思った方もいらっしゃるでしょうか。
これまでの出演作品8作というのはなかなかのものです。
そのたびに新しい新しい成長した役者・小栗旬を見せててくれています。
今後の活躍も期待ですね。