あの大ヒットドラマ「野ブタ。をプロデュース」の全10話のあらすじをどこよりもわかりやすく紹介します!
「野ブタ。をプロデュース」は学生時代にリアルタイムでももちろん観ていたのですが、社会人になった今改めて観てみると、深い内容だったと気付かされる名作です。
そして「野ブタ。をプロデュース」特別編が2020年4月11日・18日に放送されることが決定!15年ぶりの再放送に期待が高まっています。
リアルタイムで見ていた方はセリフを懐かしみながら、未視聴の方はドラマの展開を楽しみながらぜひご覧ください!
Contents(目次)
『野ブタ。をプロデュース』の基本情報

制作局:日本テレビ
放送期間:2005年10月~12月
主な出演者:亀梨和也(KAT-TUN)/山下智久/堀北真希
脚本:木皿泉
最高視聴率:18.20%
主演の3人以外にも、忌野清志郎さんや高橋克己さん、夏木マリさんなど名俳優さんたちがたくさん出演していました!
また、このドラマの生徒役さんたちは現在も時々集まるほど仲が良いそうですよ!
ではまずは大まかなあらすじを見ていきましょう!
『野ブタ。をプロデュース』あらすじ
文武両道、何でも卒なくこなす桐谷修二(亀梨和也)はクラスの人気者。
「人生はつまらない、この世の全てはゲームだ」とクールに構えていたが、実は彼女にさえ素の自分をさらけ出さず、本当の友達と思える人はいない。
また、修二の唯一苦手な同じクラスの草野 彰(山下智久)はクラスでも浮いているが、修二のことを親友だと言い張る不思議なクラスメイト。
そんな修二と彰のクラスに転校生・小谷信子(堀北真希)がやってきた。
おとなしく陰気な信子は、クラスの派手なグループにいじめを受けてしまう。
そんな信子を見て、修二はある提案を…
『俺がお前を学校一の人気者にしてやる』
修二と彰は信子に野ブタというあだ名をつけ、信子のプロデュースをしていく。
プロデュースを進めていく中で3人の仲も深まってくが、修二はプロデュースする側のはずが思いがけず自分自身も変わっていくことになるのだったーーー
『野ブタ。をプロデュース』全10話のあらすじ
ここからは各話の見所含めて詳しいあらすじを見ていきましょう!
ドラマ内で野ブタを影でいじめている犯人も分かってしまうので、ネタバレなしで見たい方は気をつけてくださいね!
野ブタ。をプロデュース 第1話 あらすじ
自分自身をうまく演出し、クラスの人気者の高校生・桐谷修二。

周囲をうまく盛り上げ、学校のマドンナ(戸田恵梨香)とも噂されるほどの順風満帆な日々。
そんな修二の唯一苦手な人物が、同じクラスの草野 彰。彰は変わった性格からクラスでも浮いた存在であるが、修二のことを「親友」と 思い込み、修二になにかと絡んでくるから修二としてはおもしろくない。
「どうしても、こいつの前では調子がくるってしまう…。」
そんなある日、修二の通う隅田川高校に転校生がやってきました。
転校生の名は小谷信子。

自身を飾ることをしない暗い印象を持つ、修二とは正反対の女の子でした。
信子の、周囲に人を寄せ付けぬ態度や雰囲気が災いし、不良グループのリーダー・坂東に睨まれてしまい、いじめへのエスカレートしていきます…。
そんな中、修二は彰に巻き込まれ、ひょんなことから虐められっ子の信子を学校一の人気者にするプロデュースをすることに!
まず1つ目のプロデュースは信子を「美人しか立ち読みできない」本屋で立ち読みさせ、美人である!と話題にさせること。
この方法はうまくいき、学校でも大きな話題となりました。
ですがいじめの方はどんどんエスカレート…
修二は信子自身が変わる勇気を出さないと意味がないと叱咤します。
信子は強くなる決意をし、修二を彰のプロデュースをがんばることに。
修二と彰は信子に”野ブタ”とあだ名を付け、本格的にプロデュースを始めることになりました!
1話のポイント『修二の性格』
ドラマの冒頭で修二はこんなことを心の中で語ります。
表面上うまく立ち回っていて友達も多いですが、内面ではこんなことを思っている…本当はあまり他人に心を開いていないことがわかります。
野ブタ。をプロデュース 第2話 あらすじ
クラスでは野ブタへのイジメが加速し、野ブタの制服が何者かによって、落書きされ、着られない程、ボロボロにされてしまいました。
過去にも同じような経験を持つ野ブタは、この状況を諦めていましたが、野ブタのプロデュースを引き受けた修二が打開策を考えます。
そのプロデュース法とは、とにかくまず見た目を良くすること!
まずは職員室に行き、野ブタの制服が着られない状態になってしまったため、次の日から私服で登校するを許可をもらいました。
次に学園のマドンナ・まり子(戸田恵梨香)に流行りのファッションを教えてもらい、下校後に3人で野ブタの洋服を買いに行きます。
また、伸ばしっぱなしの髪を切ってもらおうと提案するのですが、自称・呪いの人形と同じ髪型じゃないとダメだと嫌がられてしまいます。
なのでまずは先に美容院で人形の髪の毛を可愛くカットしてもらうことで、野ブタ自身の髪も可愛く切ってもらうことができました。
次の日、整った髪型でおしゃれな私服で登校した野ブタに周囲は驚きます!!

かわいい!おしゃれ!と男子も女子も騒ぎますが、数日すぎると他の生徒もペンキで自分の制服をダメにして私服許可をもらおうとする人が出てきてしまいました…。
そんな状況を見て野ブタは自分も制服に戻ると宣言。
それじゃ何も変わらない…と修二と彰はさらなる作戦を開始。
なんと自分で自分たちの制服にペンキで「キザ」「アホ」と書いて、学校中を走り回り、逆におしゃれだろ?とアピールしたのです!
するとたちまちペンキアートの制服は生徒たちの流行りとなり(!)、野ブタの制服のペンキも悪目立ちしなくなりました。
(良くわからないものが流行ることってありますよね笑)
もちろんそんな流行りはあっという間になくなり、野ブタも新しい制服が届いて日常に戻ります。
まずは髪を綺麗にすることでプロデュースが一歩進みましたね!
2話のポイントは、このペンキのイタズラは誰がやったのか?ということです。不良リーダーの坂東は違うと言っていますが…?
野ブタ。をプロデュース 第3話 あらすじ
野ブタは坂東の嫌がらせで、文化祭の実行委員に指名されてしまい、お化け屋敷を野ブタと彰で全て作るようにと言われてしまいます。
修二と彰はこのお化け屋敷を成功させることが、信子を人気者に変えるチャンスになると考え、3人で力を合わせます。
非協力的なクラスメイトを尻目に、野ブタは必死にお化け屋敷の作り物をこなしていきますが、修二は人気者のためそこら中から頼まれごとをされてなかなか手伝えません。
前日になんとかお化け屋敷が完成し喜ぶ3人でしたが、文化祭当日学校に行くと、お化け屋敷はめちゃめちゃに壊されてしまっていました…。(犯人は…?)
なんとか直そうとしますが当日も修二は大忙しで手伝えず…なんとか用事を済ませて戻ると、そこにはリニューアルして大行列のお化け屋敷が!
野ブタと彰は来場していたOBに助っ人を頼んでなんとか営業できるまでに立て直していたんです。
野ブタ発案のリニューアルお化け屋敷は怖いけど最後は感動するストーリーで、修二はこんな凄いものを作り上げた2人を見くびっていたなと感じます。
3話では修二が野ブタは何もできない子ではないんだと気づき、一方自分には何もないのでは…?と不安を感じ始めます。
この回はザ・青春って感じで今しかない儚さを感じます。
3話の名言
お化け屋敷の出口に書いた野ブタの感動するメッセージがこちらです。
こんなメッセージを書いたのには野ブタのこんな想いからでした。
これは大人になってもグッとくる名言ですね。
長い人生、どこで大切な人に会うのかは進んでみないとわかりません…!
野ブタ。をプロデュース 第4話 あらすじ
年に1度の高校恒例行事(変わった行事ですね笑)
公衆の前で『愛の告白』を行うという『1・1・4 (イイヨ)』の日、11月4日がやってきました。
野ブタは、坂東の嫌がらせから、修二に愛の告白をすることになってしまいます。
一方、修二は信子の告白への応えに当惑…というのもこのイベントは、カップルが成立したら花が降ってきますが、断られたら水が掛けられてしまうのです。
プロデュースをしている野ブタに水をかけることはしたくない…ですが修二にはまり子という周囲からは付き合っていると思われている存在がいます(実はきちんとお付き合いはしていません。)
114の日のイベント当日、登壇した野ブタはなんと告白相手の変更を希望します。

その相手はなんと野ブタをイジメている坂東!
というのもイベント前日に坂東が彼氏に殴られているのを見ていた野ブタは、
『私は坂東さんに殴られて、坂東さんは彼氏に殴られて、何でバカみたいに同じこと繰り返すんですか?
何でもっと違う自分になろうと思わないんですか?人は変われます!」』
と坂東に伝えていました。
その思いが届いたのか、坂東は野ブタへのOKの返事を返し、花を降らせました!
野ブタへの告白の返事をしなくて済んだ修二でしたが、実は野ブタの上に花を降らせるつもりでした。
あの二人が好きだったから、二人といる自分が好きだったからこそ、人気者の自分を投げ捨ててでも花を降らせるつもりだったんです。
修二の本当の気持ちが見えた場面でした。
野ブタもどんどん成長して行きますね!
野ブタ。をプロデュース 第5話 あらすじ
服装や髪型、外見をプロデュースして野ブタを大変身させた修二でしたが、野ブタに不足しているものは恋愛経験だと考えて次の作戦を考えます。
タイミングよく野ブタに想いを寄せるクラスメイト・シッタカの存在を知り、修二のガールフレンド・まり子を巻き込んで、ダブルデートを決行することに。

一方、野ブタに恋心を抱きはじめた彰は、そんなデート作戦がおもしろくありません。(こっそりデートについてっちゃいます!)
デート当日、まり子は悪女を演じることで野ブタをアシスト!
シッタカと野ブタはいい雰囲気になってきましたが、最後の水族館でトラブルが…急に目の前でおじいさんが倒れて苦しみだします。
汚れることを気にせず介抱する野ブタをシッタカは”汚い”と言ってしまい、傷つく野ブタ。デートは失敗に終わりました。
デートの翌日、学校中にWデートの写真のビラが貼られており、野ブタとまり子を批判する内容でした。

犯人は一体誰なのか…
こんなのに負けずに野ブタを幸せにプロデュースしたい!と決意をあらたにする修二と彰なのでした。
5話の名言『噂と本当のこと』
デートの後、修二はまり子にまで変な噂流れてしまっていることを詫びます。
するとまり子は気にしていないようで、
まり子は本当に強い子です。周りからの評価ばかり気にしている修二は驚き、まり子のことを本気で好きではない自分に負い目を感じ始めます…。
野ブタ。をプロデュース 第6話 あらすじ
野ブタをモチーフにした野ブタお手製の「野ブタパワー人形」を流行らせることができれば、信子が人気者になる道も早いと考えた修二。
そこで、修二と彰は、「野ブタパワー人形」のキーホルダーを所持すれば、願い事が叶うという噂を作り上げ、占い好きの女子高生の性質を利用すると、人形は一瞬のうちに大流行!
面白いほど売り上げを伸ばし、浮かれる修二たちは人形の第二弾を作成します。
しかし流行は終わってしまい、第二弾は全く売れず、最初の売り上げは無くなってしまいました…。
「お金として結果出さなきゃ最悪だ」と憤る修二に、野ブタは「誰かの力になれたかもしれない」と慰めます。
そんな中、偶然土に埋まっているのを見つけた誰かの宝箱の中に、3人が作った野ブタキーホルダーが!
3人が一生懸命作ったものは、誰かの宝物になっていたのです。
この出来事から、修二がなりたくないという”こんな大人(サラリーマン)”も悔しい思いをしながら、誰かにとって大切なものを作っているんだと気づき、3人は将来に思いを馳せます。
いつもの日常に戻ったある日、彰がプロデュースをやめたいと言い出します!
彰「あのさ、俺プロデュース辞めたいんだけど。苦しすぎるから。
野ブタがみんなのものになるのが苦しい。野ブタを俺だけのものにしたい。
本当は誰かに見られるのも嫌なんだよ。」
彰の野ブタへの恋心が抑えられなくなり、またまた波乱の予感です…。
野ブタ。をプロデュース 第7話 あらすじ
修二は、彰の恋心を知り悩んでいました。彰は、野ブタを自分だけのものにしたくて人気者にするのが嫌だと言います。修二は彰の申し出に苛立ちを感じながらもプロデュースの終了を野ブタに告げます。
そんな中、野ブタは唯一出来た友人の蒼井かすみ(柊 瑠美)による誘いで放送部へ入部します。
野ブタと少しでも一緒にいたい彰も又、放送部へ入部することに。
修二はというと、クラスメイトと適当に遊びながら適当に距離を置くという元の生活に戻りますが、どうやって楽しそうに振舞っていたのか思い出せません。
さらにまり子から、自分との関係をはっきりさせてくれ、本当の気持ちを教えてくれ、と問い詰められます・・・。
そんな折、野ブタが放送部の活動でコンクール作品を撮影することになり、3人が久しぶりに行動をともにすることに。
野ブタは修二が撮影した映像が気に入り何度も見ていたため、彰はイライラ…思わずそのビデオデープ(時代ですね笑)を捨てようとしたため、彰は野ブタに殴られてしまいます。
野ブタを泣かせてしまった彰は「野ブタのことを好きになる資格がない」と諦める決意をします。
彰「今の俺じゃダメなんだ。俺、三人でいるときの野ブタが一番好き。大好き。」
彰の真摯な思いを聞いて修二もまり子と向き合うことを決意し、まり子に伝えます。
「俺さ、今まで人を好きになったってことがなくて。
だから、まり子のこと好きだって思ったことがないんだ。
恋愛みたいに自分をコントロールきなくなるのが苦手で。
だけど、周りのやつらには恋人がいるんだっていうふうに思われたくて。
それで、まり子と一緒に弁当食べたりしてた。」
この先もまり子を好きに可能性はないと謝り、2人は別れます。
まり子にひどいことを言ってしまい、嫌われるのが怖いと落ち込む修二を野ブタが優しく抱きしめます。

修二「人に嫌われるのって怖いよな。」
人付き合いがうまいように見せかけて人一倍嫌われるのが怖い修二。
野ブタに抱きしめられて自分が寂しい人間なんだと気づきます。
野ブタ。をプロデュース 第8話 あらすじ
ある夜、修二は酔っ払いに絡まれているOLを助けようとしたところ、傷害事件の容疑者として勘違いされそうになり、疑いははれたものの「信じてもらえない」という事の恐怖を感じます。
そんな直後だけに、後日また別のケンカの現場を見てみぬ振りをしてしまう修二。
しかしそのケンカの被害者がクラスメイトのタニだと判明し、友人を見殺しにした冷たい人間として、周囲のクラスメイトから避けられてしまいます。
一方、野ブタは放送部の活動でお昼の番組を担当したことで人気が出始めていました。
孤独になった修二は、人気が出始めた野ブタや彰を気にして、二人との距離をとろうとしますが、2人は本当の修二のことを分かっているから私たちだけでも信じることを誓います。
そんな孤立する修二に、野ブタに虐めを繰り返し、修二たちの作戦をことごとく邪魔をしてきた真犯人がついに正体を明かします!
なんと全ての犯人は、野ブタの唯一の女友達だと思っていた蒼井(柊瑠美)だったのです。
修二が理由を聞くと
「それは桐谷君が小谷さんをプロデュースする理由とたぶん一緒だと思うよ。
影に隠れて全然関係ありませんって顔してさ、自分の力で他人を変えてくのって面白いよね。」
修二は理解できない蒼井の告白に恐怖を感じます…
野ブタ。をプロデュース 第9話 あらすじ
修二は蒼井に、自分が犯人であることを野ブタには伝えないように頼みます。
すると代わりにプロデュースのメンバーに入れて欲しいと脅されてしまいます。
彰には蒼井が犯人であることを話すと殴りたいくらいに怒っていましたが、野ブタがこのことを知ってしまうとまた人を信じる事を辞めてしまうのではないかと思い、2人は仕方なく蒼井をプロデュースに迎えいれます。
プロデュースの方向性で衝突する修二と蒼井。
そんな2人に野ブタも困惑していると、ふとしたきっかけで蒼井が犯人であることに野ブタも気づいてしまいます。
野ブタは蒼井に本当のことを聞くと、自分が犯人であること、友達だとも思っていないことを告げられてしまい、学校に来なくなってしまいました。

修二は勇気を出してクラスメイトに野ブタへのビデオメッセージを頼みます。

孤立している中でのクラスメイトへ勇気あるお願いは無事に受け入れられ、クラス全員から温かいメッセージが野ブタに届きます。

野ブタは無事に学校に戻ってきますが、3人の友情を壊すことができないとわかった蒼井は学校にこなくなってしまいました。
9話の名言
野ブタが蒼井に傷付けられて心配する修二にまり子が言います。
修二から辛いことを言われてもしっかり受け止めたまり子だからこその言葉です。
まり子はその後もなにかと野ブタの支えになってくれます!
野ブタ。をプロデュース 最終回 あらすじ
野ブタはクラスメイトや修二と彰のおかげで元気を取り戻し、一方、修二もクラスメートの誤解が解け始め、3人に平穏が訪れようとしていました。
野ブタは、不登校になった蒼井の元へ行き、いじめても良いから学校へ来てと言います。蒼井は野ブタをバカだと笑いますが、学校へ行くことも前向きに考えとくと言います。

そんな中、修二の父・悟(宇梶剛士)の転勤が決定!修二も転勤先についていくことに…。
ショックを受ける野ブタと彰は、1番寂しいのは修二なので笑って見遅れるようにしようと、修二にしてほしいことを聞いて次々実行して行きます
3人で過ごす最後のクリスマス、修二は野ブタに感謝の気持ちを伝えます。
修二「今まで人を好きになるっていうのがいまいちちょっとよく分かんなかったんだけどさ、野ブタのおかげで分かった気がする。
この先、もし俺が誰かを好きになるたびに野ブタのことを思い出すと思う。
全部野ブタが教えてくれたんだなーって思い出すと思う。小谷、ありがとな。」
野ブタ「私の方こそ、ありがとう。ってしか言えないのが悔しい。
今思ってること全部伝わればいいのに。
どれだけ感謝してるか、ちゃんと伝わればいいのに。」
修二「わかってるよ。俺も同じだし。」
(このシーンの堀北真希ちゃんの演技が本当に大好きなんです…!ぜひ動画でも見て欲しい!)
修二は、ちゃんとまり子にも思いを伝えないといけないと思い、まり子を教室に呼び出します。
修二は、今までまり子ともっと楽しむ事ができたはずなのに何もできなかった、今度会った時はもっとましな人間になっているつもりだと伝えました。
転校の日、修二の乗るトラックが走っていると、クラスメイトが全員見送りにきていました。みんなと写真を撮り、全員にありがとうと伝える姿はもう演じている桐谷修二ではありませんでした。

転校先に行った修二は、新たな環境でもう挫折をしないと意気込みます。
しかし教室に入ると、そこには彰が座っていたのです!


どうして野ブタを置いてきたのかと彰に修二が聞くと、野ブタが私は一人で大丈夫、修二と彰は2人で1つだと言ったから、転校したそうです(さすがお金持ちの発送は違います笑)
その頃、野ブタは屋上で空を見ながら笑えるようになったと心の中で修二と彰に報告をしていました。
ドラマの中でこのシーンまでずっと笑わずに過ごしていた野ブタがようやく笑えた素敵なシーンです!

「俺たちはどこでも生きていけるんだよな」と素直に思うことができた修二は、飾らない姿で彰と歩き出すのでした。
まとめ
今回の記事では野ブタをプロデュースのあらすじを振り返りました!
学生時代にリアルタイムでももちろん観ていたのですが、大人になった今改めて観てみても深い内容だったと気付かされますし、何歳になって見ても面白い!
記事内で紹介したあらすじは細かい小ネタが抜けているメインストーリーだけをひろったものなので、ぜひドラマも映像で見て楽しんでくださいね!
(小ネタも面白いです!忌野清志郎さん演じる本屋さんとか、教師たちもキャラが濃い!笑)
再放送やDVDを見て野ブタの世界観を楽しんで、好きになってもらえたら嬉しいです!