2022年待望の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が面白い!すでに話題になっています。
そしてもう一つ、脚本家の三谷幸喜さんがドラマをサザエさん一家に置き換えてした解説が面白い!と話題になっています。
「鎌倉殿の13人」の中心は北条家、そしてサザエさん家の解説をここでもご紹介していきます!
▼豪華すぎるキャストも話題!三谷ワールド炸裂!

【図解】「鎌倉殿の13人」北条家と似ているサザエさん一家
「鎌倉殿の13人」の北条家は脚本家・三谷幸喜さんは「サザエさん一家」に似ているとおっしゃられました。
なんとも三谷幸喜さんらしい思考だと納得と笑いを誘ったのは言うまでもありませんが、その面白い内容が話題になっています。

2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は田舎の平凡な武家、父・北条時政を筆頭に「北条家」が平家に敗れて流刑の源頼朝をかくまったことからストーリーが始まります。
【図解】サザエさん一家と北条家
サザエさん一家と北条家をこちらの”図解”でご覧ください。


北条時政は波平で坂東彌十郎…..小栗旬さん演じる北条義時がカツオで姉の政子は小池栄子でサザエさん!で、婿となる源頼朝が大泉洋だけどマスオさんです。
三谷幸喜さんが絶妙に図解してくれていますのでご紹介していきます。
【図解】面白い!「鎌倉殿の13人」サザエさん解説
三谷幸喜さんが2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の発表記者会見を行いました。
そこで北条家とサザエさんの図解を紹介していきます。そこで主体となる北条家”について説明があり、主人公の義時の説明に入ります。
北条家について
- 父・北条時政
- 兄・宗時
- 弟・義時(主人公)
- 娘・政子
- 婿・頼朝

一番頼りになっていたお兄さんの宗時って人が戦争、戦で死んでしまうんですね。
それによって本来、北条家の中心になるべき人じゃなかった義時と言う青年が歴史の表舞台に駆り出されてしまって、(父)時政ととともに頼朝をサポートして鎌倉幕府を作るという風になっていきます。

何かに似てるなっていう風に思ったんですけど….
突然出てくる”ゴッドファーザー論”

「ゴッドファーザーと」という映画がありまして「ゴッドファーザー」のマイケル・コルレオーネ、アルパチーノですね。設定とすごくよく似てる。

兄ソニーが殺されてやもなくマフィアを継いでいくという、おそらく「ゴッドファーザー」の原作者のマリオ・プーゾは多分、この鎌倉時代のこれに影響を受けて「ゴッドファーザー」を作ったんじゃないかなと思います。
え?サザエさんじゃなくて「ゴッドファーザー」の解説?と思った方!ちょっと待ってください。これからがサザエさんなんです。
サザエさん図解!

お父さんがいて、娘がいて、弟がいて、婿がいる…これもなにかに見てるなと思ったら、
これ…..サザエさんなんです!

間違いなく長谷川町子さんは、このことを知って書いたんじゃないかという….。ここにちゃんと頼家、実朝という子供もいますので。タラちゃんですね。
もうこの時点で会場は爆笑の渦最高潮です。


サザエさんでいうと、これ(婿:源頼朝)マスオさんですが、サザエさんとカツオが手を組んでマスオさんが死んだ後に波平を磯野家から追い出すんですから。
そう考えるとものすごいドラマがある。しかも、そのあとタラちゃんも義時が滅ぼしてしまう。で、フグ田家が滅亡して、磯野家の鎌倉時代ができるわけです。
参考①:NHK参考② NHKfacebook
実の父である波平を息子と娘が手を組んで追い出す!!フグ田家の鎌倉時代と言うこの想像が面白いですよね。
ここでも三谷ワールド炸裂と言う感じですね。会場は爆笑の渦となっていました。
そしてそれを三谷幸喜さんは…
それくらいドラマチックな鎌倉時代をドラマに出来るのは脚本家冥利に尽きる
と話しています。
出典:NHK
すでにドラマ「鎌倉殿の13人」は2022年1月9日から放送されていますが、時代劇なのにこんなに見やすいと感じた方も少なくないでしょう。
ドラマの中の波平(北条時政)もどこかおちゃめでサザエさんは勝気なところがリンクしていたように見えました。
でも第1話の一番コミカルな演技の源頼朝(演:大泉洋)になるのでは?と思われた頼朝がなんと迫真に演技でした。
出典:NHK
平家推しの伊東祐親を「許さん」と言ったときの頼朝演じる大泉洋さんはカッコよかったですね。
でも、忘れないでください。マスオさんなんです。
これが三谷幸喜の時代劇なんだと思わされました。
三谷幸喜さんとサザエさんの因縁
知る人ぞ知る、三谷幸喜さんはまだ駆け出しの頃になんと!サザエさんの脚本を手掛けてていますが、ナント!3作放送になった後に“クビ”になっています。
作品はこちら!
- 「ワカメの大変身」(1985年7月4日放送)
- 「波平つり指南」(1985年8月4日)
- 「妹思い、兄思い」(1985年8月11日)
- 「タラちゃん成長期」(1985年8月18日)
問題になったのは4作目の「タラちゃん成長期」で三谷幸喜さんとサザエさんの因縁の発端となる作品になっているのです。この作品で三谷幸喜さんはサザエさんの脚本をクビ”になっています。
クビになった事実を明かしたのは2019年9月13日に放送された「ダウンタウンナウ」にゲスト出演した時です。
最後にやったのが『タラちゃん成長期』っていう……」という三谷幸喜さん。
でもその脚本を読んだプロデューサーが大激怒!
『君はサザエさんの心が分かってない』と言われ、脚本を三谷幸喜さんの目の前で捨てられたそうです。
プライドを傷つけられた
と話しています。
でもそれもそのはず、この作品はタラちゃんの夢の話です。タラちゃんが筋肉増強剤を飲んでムキムキになってオリンピックに出場する話だったということです。
サザエさんの世界観とタラちゃんのキャラがぶち壊しになったという見解だったのでしょう。
「時々やり過ぎるところがある」
と三谷幸喜さん自身も話しています。
そこで「鎌倉殿の13人」の図解入り解説に「サザエさん」を登場させたときに昔のサザエさん”クビ”のいきさつが頭にあったのか?なかったのか…。
ただその後、三谷幸喜さんは1994年舞台『音楽劇 サザエさん』や2010年実写版『サザエさん』さんも手掛けています。
まとめ
三谷幸喜さん脚本の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」がスタートしてまたまた話題になっていますが、ドラマの中心になる北条家は実はサザエさん一家と似ています。
…と三谷幸喜さんの図解入りの会見が面白い!と話題になっているので紹介させていただきました。
今後の「鎌倉殿の13人」もマスオさんがどうなるのか、カツオはサザエとそんな風に鎌倉時代を生きていくのか楽しみですね。